What is Kingdom Euphonious Hour?

 クラシックと言われて、何を想像するでしょう。モーツァルトですか?モルダウですか?それとものだめですか?
このところ、急速にクラシックは身近なものになってきたように思います。

どんな曲を知っていますか?どんな作曲家を知っていますか?

いかなるクラシック曲にも、それぞれ作曲背景や、作曲者のそのときの気持ちなど、さまざまな裏があります。

ベートーヴェンの第9は、実際は全4楽章で演奏時間は60分以上を要す長大な曲です。
有名な合唱を含む最終楽章だけでも25分ある曲なんです。

しかし、はるかにとっつきやすくて面白い曲はたくさんあります。
それを通らずして、小学校などから続く音楽の授業には、個人的に疑問があります。


違う切り口で、クラシックを知ってもらおう。


こうした意識を持って、昨年9月、Silverunion.radi第12回放送「Netradio Orchestra」を放送しました。
6時間延々とクラシックを流して、てーきとーが疎い知識で解説を交えるという内容でした。
自分の趣味全開な上、かなりの長時間放送で、どれだけの人が来てくれるか心配でしたが、
放送では多くの人に楽しんでいただけたようです。


 silverunionの管理人で国王ことてーきとーは、クラシック鑑賞が今では毎日の習慣になっています。
家に帰ればすぐにプレーヤーに手を伸ばし、絶えず部屋には管弦の響きがこだましているという具合です。

大規模なオーケストラ作品から、打楽器、弦楽器などの室内楽、独奏、合唱、吹奏楽、電子音楽・・・ジャンルも多岐にわたります。
曲数でいうと、およそ2500曲。一見すると多いかもしれませんが、そんなことはありません。

まだ自分の聴いたことのない響きを出す曲なんてたくさんあるのです。それがまた自分をクラシックの世界へと引きずり込んでいくのです・・。


まあ個人のことはこの辺にしまして。


 さて、今回はその第2弾。
 二週にわたって、色々な楽曲に触れていきたいと思います。


たとえば、世界のマーチ。
「猿・ゴリラ・チンパンジー♪」で知られるボギー大佐と、卒業式の定番である威風堂々第1番。
両方ともマーチ(行進曲)なのですが、ぜんぜん違いますよね。
人が行進をするために作られた曲にしては、威風堂々はゆっくりな気もするけれど・・・?


現代音楽も色々と触れてみたいと思います。
ゲンダイだからって、身構えてもらっては困ります。
4分33秒とか、デスワルツのようなものを想像しているのかもしれませんが、それは極端な例なだけです。
いうなれば、人にカレーについて説明するとき、いきなり激辛なものを例に取るようなものです。

現代音楽は考えて聴いていると時折大変なことになります。
出てきた音を素直に聞く、深く何も考えないのがこの手のものの聴き方だと思います。



こんな風に、たくさんの曲について解説も交えつつ紹介していきますので、これを機に是非クラシックの世界に足を踏み入れてください・・


(DJ:てーきとー)
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